対応症状

> ブログ > 「休んでも休まらない」体は、何をしている?

「休んでも休まらない」体は、何をしている?

休みの日なのに、ずっと疲れている。
寝たはずなのに、朝から重たい。
何もしていないのに、心がそわそわする。

こういう状態になると、「もっと休まないと」「リラックスしないと」と思ってしまいがちです。
でも、頑張って休もうとするほど、逆にうまくいかない…という方もいます。

今日は、「休んでも休まらない」状態の体が、実は何をしているのかを、できるだけ難しい言葉を使わずに整理してみます。

体は「危険がないか」を見張っていることがある

私たちの体は、常に安全を確認しています。
大きな危険がなくても、疲れやストレスが重なったとき、体の中では「念のため」の見張りが続くことがあります。

・今の状態で大丈夫か
・何か起きないか
・もし起きたらどうするか

この“見張り”が長く続くと、体は休んでいるつもりでも、完全には休めません。外から見ると静かでも、内側ではずっと警戒のスイッチが入りっぱなし、という感じです。

身構えが続くと、呼吸や力の入り方も変わる

身構えが続くと、体は無意識に「すぐ動ける状態」を作ります。
すると、呼吸が浅くなったり、肩や首に力が入りやすくなったりします。

ここで厄介なのが、本人の意思とは関係なく起きること。
「力を抜こう」と思っても抜けない。
「落ち着こう」としても落ち着けない。

これは性格の問題というより、体の反応として起きていることがあります。

「リラックスしなきゃ」が逆効果になる日もある

よくあるのが、「自律神経を整えよう」と頑張りすぎてしまうことです。
深呼吸、ストレッチ、温める、散歩…。どれも悪いことではありません。

ただ、体が強く身構えているときは
「リラックスしなきゃ」という意識自体がプレッシャーになって、さらに見張りが強まることがあります。

この状態では、目指すべきは「完璧に落ち着く」よりも、
身構えが少し緩む入口を見つけることかもしれません。

体が「大丈夫」と判断する材料

体が落ち着くためには、頭での理解だけでは足りないことがあります。
体は体で「大丈夫」と判断する材料を探しています。

・触れられ方が安心できる
・緊張が増えない動き方
・痛みや違和感が悪化しない感覚

こうした“体の材料”が揃うと、少しずつ反応が緩んでいくことがあります。

当院が大切にしている考え方

当院では、強い刺激や無理なストレッチは行わず、体の反応を尊重することを大切にしています。小波津式の考え方をベースに、体が身構えを強めにくい条件を整え、神経の働きが落ち着きやすい状態を目指します。

「整える」というよりも、体が自分で落ち着ける“余地”をつくる。
休んでも休まらない方ほど、この姿勢が助けになる場面があります。

まとめ

「休んでも休まらない」状態は、怠けているのではなく、体が無意識に見張りを続けているのかも。
落ち着こうとするほど難しい日があるのも、その反応のせいかもしれません。

まずは「そういう反応が起きているだけ」と捉える。
それが、静かに抜け道を見つける第一歩になることがあります。

新着記事

力を入れるほど動きが遅くなる瞬間

「休んでも休まらない」体は、何をしている?

ぎっくり腰が教えてくれる「体のブレーキ」の話

カテゴリー