【認定理学療法士が解説】「筋力不足だから痛い」という考えだけでは慢性痛の本質に届かない理由|岡山市・瀬戸内市の出張整体
「筋力がないから痛いですね」
「体幹を鍛えましょう」
「太ももを鍛えれば膝が安定します」
「腹筋と背筋が弱いから腰が痛いです」
このように言われた経験はありませんか。
もちろん、筋力が必要なケースはあります。
整形外科での診断や検査も重要です。
骨折、炎症、神経症状、関節の変形、内科的な問題などを確認するうえで、医療機関の役割は欠かせません。
しかし、長く続く痛みをすべて「筋力不足」で片づけると、本質に届きません。
臨床歴18年、延べ2万人以上を診てきた認定理学療法士の視点から見ると、慢性痛で本当に確認すべきなのは、筋肉の強さだけではありません。
痛みを警戒している神経。
守るように固まる筋肉。
崩れた身体の連動。
ここまで見る必要があります。
痛みは筋肉や関節だけで決まりません
痛みは、単純に「筋肉が弱いから出る」「関節が悪いから出る」と決まるものではありません。
国際疼痛学会は、痛みを「実際の組織損傷、またはそれに似た不快な感覚・情動体験」と定義しています。これは、痛みが組織の状態だけでなく、脳や神経の判断も含む反応であることを示しています。
つまり、画像検査で大きな異常がなくても痛みが続く方がいます。
筋力をつけても痛みが変わらない方もいます。
揉んだ直後は軽くても、また同じ場所が固まる方もいます。
その背景には、神経が身体を守り続けている反応が残っています。
慢性痛では身体の動き方そのものが変わります
痛みがあると、身体は同じようには動きません。
痛い場所を守る。
動きを小さくする。
反対側でかばう。
腰や首を固める。
呼吸まで浅くなる。
医学文献でも、痛みは小さな代償動作から、筋肉のけいれん、痛い動きの回避まで、さまざまな運動変化を引き起こすと整理されています。
これは、身体が痛みを避けるための自然な反応です。
しかし、その防御反応が長く続くと、痛みのループが生まれます。
痛いから守る。
守るから筋肉が固まる。
固まるから動きが悪くなる。
動きが悪いから、また痛みを感じる。
この流れに入ると、痛い場所だけを揉んでも戻ります。
筋トレだけを増やしても変わりにくくなります。
筋トレだけでは痛みのループが整わない理由
筋力が弱いと言われると、多くの方は真面目に鍛えます。
腰痛だから体幹トレーニング。
膝痛だから太ももの筋トレ。
肩こりだから肩甲骨まわりの運動。
股関節痛だからお尻の筋トレ。
もちろん、筋力を高めることが必要な場面はあります。
しかし、神経の防御反応が残っている身体では、鍛えるほど力みが強まります。
痛みを守る動きのまま筋トレをすると、身体はそのパターンを繰り返します。
筋肉が弱いのではなく、必要な筋肉が必要なタイミングで働いていない。
逆に、守るための筋肉が働きすぎている。
この状態では、筋肉を増やすより先に、神経と筋肉の反応を確認する必要があります。
慢性腰痛の考え方も「筋力だけ」ではありません
近年の腰痛診療ガイドラインの整理では、腰痛に対して運動や活動性の維持が重視されています。
同時に、教育、自己管理、心理社会的要因への対応など、複数の視点も重要とされています。
これは、慢性痛が単純な筋力不足だけでは説明できないことを示しています。
身体の痛みには、筋肉、関節、神経、生活習慣、ストレス、動き方のクセが関わります。
だからこそ、慢性痛では「どこの筋肉が弱いか」だけでは不十分です。
どの動きで神経が警戒しているのか。
どの筋肉が過剰に働いているのか。
どの部位の連動が止まっているのか。
痛い場所を守る反応がどこに残っているのか。
ここを丁寧に見る必要があります。
長年変わらない方ほど痛い場所だけを見ています
慢性痛で悩む方ほど、痛い場所を何とかしようとします。
腰が痛いから腰を揉む。
肩が痛いから肩を押す。
膝が痛いから膝を鍛える。
股関節が痛いから股関節を伸ばす。
それで変わるなら問題ありません。
しかし、長年マッサージや整体に通っても戻るなら、痛い場所だけを見ていても本質に届きません。
痛みは結果として出ている場所です。
原因は、神経の防御反応や身体全体の連動に残っている場合があります。
自己判断では戻りにくい理由
慢性痛の難しさは、自分では普通に動いているつもりでも、身体が痛みを避ける動きを覚えていることです。
まっすぐ立っているつもりでも、片側へ体重が逃げている。
力を抜いているつもりでも、腰や首が固まっている。
歩いているだけなのに、骨盤や背中の連動が止まっている。
痛みを避ける動きが、日常の中で繰り返されている。
神経の問題は、自己判断だけでは戻りにくいです。
必要なのは、さらに鍛えることではありません。
神経と筋肉の反応を専門家が確認することです。
医療機関で確認すべき痛みもあります
慢性痛の中には、整体ではなく医療機関での確認が優先される症状があります。
- 発熱や急激な体重減少を伴う
- 夜間に強い痛みが続く
- 事故や転倒後から痛みが強い
- しびれや筋力低下が進んでいる
- 排尿や排便に異常がある
- 股の周囲の感覚が鈍い
- 胸の痛みや息苦しさを伴う
このような場合は、まず医療機関で確認してください。
大きな異常がないにもかかわらず、痛みが長く続く。
筋トレしても変わらない。
揉んでもすぐ戻る。
その場合は、神経と筋肉の連動を見直す段階です。
現役の医療現場で身体の反応を見ているからこその視点
当院では、認定理学療法士が対応しています。
現在も医療機関の現場で身体の反応を見続けているため、慢性痛を単なる筋力不足として判断しません。
顔出ししていないのは、見せ方より、現場で培った判断と施術の質をそのまま届けたいからです。
長年変わらない痛みほど、どの筋肉が弱いかではなく、神経がどのように身体を守り続けているかを確認する必要があります。
出張整体×小波津式で神経と筋肉の反応を確認します
当院は、岡山市・瀬戸内市を中心とした出張整体です。
慢性的な痛みで移動が負担な方、何度も整体やマッサージに通っても変わらない方も、ご自宅で落ち着いて施術を受けられます。
施術では、痛みのないソフトな神経アプローチ「小波津式」を用います。
強く押したり、無理に伸ばしたりするのではありません。
極微弱な刺激を用いながら、神経と筋肉の反応を確認し、身体が守り続けている痛みのループを丁寧にみていきます。
筋トレしても変わらない慢性痛でお困りの方へ
筋力不足と言われて鍛えた。
マッサージにも通った。
整体にも行った。
それでも痛みが戻る。
その状態は、筋力不足だけの問題ではありません。
痛みを守り続けている神経と筋肉の反応を、専門家が確認する段階です。
長年変わらない慢性痛でお困りの方は、以下の【公式LINE】からご相談ください。